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職人夜話♪

職人夜話第一話

今日は中尊寺を回り、猊鼻渓のせせらぎに身を任せておりました
猊鼻渓4

お客様を新幹線にてお送りいたし
その後
絵師さんとよもやま話

その中の一つのお話からヒントに


「おくろく」風の味付けをしてあります

物に魂を取れれた何某という話

とある職人さんがおりました
親が年をとり一人では難儀であろうと
親を呼び寄せ生活を共に始めた職人さんです

一人の生活より複数人、ましてや親の同居となると
食事から洗濯、家事など分担される分楽になる
「いいもんだ♪これで仕事にも集中できる!」
と一人机に向かって黙々と仕事に打ち込む

一人住まいの時はいくらでも机に座り
気が済むまで仕事に打ち込む職人さんでした
が・・・

時々親が顔を出し
「喉渇いたんじゃないか?」「腹は減ったか?」っと
仕事にのって来たあたりに声をかけられる

のる・・・つまり一種のトランス状態に入ろうとしたときに
引き戻されると、またその状態に戻るのには集中力と時間がかかるわけです

あまつさえ、さもない事で時々呼ばれる
これでは、さっぱり仕事にならない
「俺の仕事の邪魔をしに来たのか!!」っと怒鳴ると

「そうではない!話を聞きしゃんせ」と親に昔話をされたそうです
とある漆塗りの何某という男あり
(「漆ぬり」という仕事は 漆器を作るうえで、漆を塗る仕事を専門にした職人さん)
来る日も来る日も漆を塗る仕事であります
作業は一人自分の仕事を黙々とする仕事
座ってただ黙々と作業をこなす

相手は椀と漆だけ
時間は好きなだけ作業をし
何時間も作業を続ける
というものでした

ある日も部屋にこもって仕事を続けていると
「火事だ!!」と大声がしたとたん
突然全のその一声でみるみるうちに顔が青ざめ
椀と刷毛を持ったまま息を引き取ったのでした

モノに引かれて(熱中するあまり魂が常世を離れ)、(突然のことで魂が)戻りきれなかった人がいるのだと

「それで心配で声をかけたのだよ」という親の話



エコノミー症候群のようなもの?
なんて想像しますが
そんな言葉が無かった時代
ましてや漆塗りだからそうなった話ではもちろん無い!!

(偏見語弊が無いように
話すほうも気を使わなきゃならんような片身の狭い話でもない)


「魂を引かれる」・・・「魂を抜かれる」
「モノに魅入られる」
そういう事が、たま~にあったようです。


そういえば
小さい頃

祖父母と部屋で寝ていたら
祖母が寝言を言い始めた
自分が起こそうとしたら

寝ていたと思っていた祖父に、鬼の形相で睨まれ
寝言を言う祖母を起ぜず
怒られるっと思って黙って寝ました

次の日
祖父から
「寝言を言っている人には
声をかけてもいけないし、返答してもいけない
二人とも「魂を抜かれる」ところだった」
と教えられる

そんな懐かしさを思い出しつつ・・・


たぶん今後そんな話は
さらに
消滅していくんだろうな~
まさに「今は昔の話」


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プロフィール

おくろく

Author:おくろく
岩手県一関市のはんこ屋さん
「古鼎堂」(コテイドウ)の三代目
「おくろく」でございます

『有限会社 古鼎堂』
一関市大東町摺沢に
現存・営業する印章店
電話番号
0191-75-3154
FAX
0191-75-3595


職業:印章業
一級印章彫刻技能士

趣味:トラウトルアーマン
   合気道(現在合気会二段)
   アウトドア・料理
    
好きなもの
・読書(マンガもw)
・ハンドメイドのルアー♪
(やっぱ手作りさいこ~)

     
   
↑の写真はS・Fujita画    

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